今回はREVO会員のIさんから、岡山市中区にお持ちの物件で内装リフォームのご依頼があったので、その作業時の様子をお伝えします。
フロアタイル上貼り
居室床
お部屋の床はフローリングだったのですが、汚れがひどく、クリーニングではどうにもきれいにならないということで、フロアタイルをフローリング面に上貼り施工としてご注文いただきました。



壁クロス張り替え
下地処理
クロスの張り替え(余談:クロスの場合”貼る”ではなく”張る”だそうです。今は壁”紙”ですが、かつては布製だったからでしょうか?)なので、古い壁紙を剥がしてから新しい壁紙を張っていくわけですが、ほとんどの場合はそのままの状態では張り替えができません。入居期間中にできてしまったキズがあったり、経年で下地が歪んで、ボードの合わせ目に段差ができていたりするのです。なのでそのまま張ってしまうと凹凸ができたり、剥がれの原因となってしまうので、必ず補修作業として下地処理(パテ)をしてから新しいクロスを張ることになります。


また今回はRC造の物件で、コンクリート部分からクロスが剥がれやすくなるということで、シーラー(下地処理剤)の塗布もご注文いただきました。

クローゼット床
クローゼットの中のフローリングは傷みもなくきれいだったので、当初施工のご依頼はなかったんですが、残りの材料でギリギリ貼れることがわかったので、今回はサービスとして施工させていただきました。


ビフォア・アフター
居室


国交省のガイドラインによれば、クロスの耐用年数は6年と設定されています。実際のところ新築であれば、10年前後は性能的に問題なく使用できますが、それ以上経っているようであれば、見た目にはまだきれいであっても、クロスの劣化(硬化)や割れ、剥がれも現れてくる時期なので、いわゆる『替えどき』のタイミングです。
そしていくら内装を新しくしても、入居に繋がらなければ修繕費用をかけただけになってしまいます。退去後のリフォームで重要なのは、入居者が「このお部屋に住みたい!」と思えるようなお部屋のデザインにすることで、空室期間を可能な限り短縮すること。発起人のタクやマーシーの強みは、リフォーム前のタイミングで、施工事例や業界経験をもとにアドバイスすることで、入居率アップを狙えるリフォームができるという点です。
退去後の内装工事は『原状回復』ではなく、同価格で『バージョンアップ』ができるチャンス!と捉えると、リフォームに対する考え方も少し変わってきませんか?退去が発生した際には是非ひと声かけてみて下さい。空室対策にも有効なリフォームのご提案ができると思います。
会員のIさん、ご依頼ありがとうございました!!
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