最近バタバタしててご報告が遅くなったんですが、今回は会員の方の物件リフォームのビフォアアフターが見れる物件見学会を開催しましたので、そのときの様子をお伝えします。
リフォーム前のお部屋を見学
岡山市南方に物件を所有している、会員である大家のOさんから、「物件の見学会どうですか?ちょうどリフォーム前とリフォーム後の部屋が同時に見れるタイミングなので…」と嬉しいご提案が。新旧同時にじっくりとお部屋が見れるタイミングなんてなかなかありません!早速会員の皆さんへ参加募集して、1月13日に見学会を開催しました!
まずはビフォアとなるリフォーム前のお部屋から…

単身向けの1LDK。間取りとしても標準的なお部屋だと思いますが、Oさんは既存の設備とは別に、お部屋ごとに収納家具(写真手前)や机などを追加で設置されています。借りる側の目線に立った差別化ですね。

あくまで「もともとはこんなお部屋でしたよ」という意味で、先にリフォーム前のお部屋を案内しているんですが、なかなか自分の物件以外のお部屋を見る機会の少ない皆さんは、細かなところまで興味津々でチェック!建具や内装の仕上げなど細部まで質問されていました。

Oさんは複数棟所有されていますが、物件管理の大半はご自身でされています。ご自身の経験から得られたノウハウやこだわり、入居者の方に対する気遣いに至るまで、細かく丁寧にご説明をいただきました。皆さん熱心にお話を聞きながら、気になるところを逐一質問されていました。
リフォーム後のお部屋を見学
じっくりとリフォーム前のお部屋を見学した後、次はアフターとなるリフォーム後のお部屋の紹介です。手前にあった引き戸を撤去して、格子状の棚を設置しています。

「この棚は◯◯から自分で手配して大工さんに設置をお願いしたんですよ。送料はかかりましたけど材料費は建材メーカーのものより安くできました。」工事に関するオーダー内容やご自身で工夫された点など、これまた細部までお話しいただきました。
この格子状の棚、お部屋としてLDKと区切りつつ、LDK側からの光を取り入れるという工夫がされているんですね。そして空間としては繋がっているから就寝時などもLDK側のエアコンで温度調整は問題なし!考えられていますよね~。


お部屋への出入り口をキッチン側へと変更しています。奥側で戸を開け締めしてる人がいますね。
Oさんいわく、「女性の入居者をターゲットにした」ということで、入口上部の形状をアーチ状にしたとのこと。こうするだけでお部屋の雰囲気がやわらかく、可愛らしさが出てきますね!Oさんこだわりのポイントです。
部屋内側からの写真。入口上部の形状はアーチ状ですが、ドアはアウトセットの引き戸(白)を選定。建具としては標準的なものを導入することでコストを抑制しつつ、開閉時の見た目の違和感もありません。
後から写真を見て思ったのが、ドアについている格子状の窓が、新たに設置された棚といい感じにマッチしてるんですよね。さらに既設の建具のメイプル調の木のイメージから白の配分が増えることでかわいらしい雰囲気を出すことに見事に成功していると感じました。

お部屋は単身向け1LDKということもあって、複数組のオーナーさんを同時に案内するのには限界があります。皆さんにじっくり見てもらうためにも、開催時間を長めに取って、数組ずつ案内させてもらいました。


敷地内にある他物件を含めて、可能な限りのお部屋や設備を見学させていただきました。たっぷりと余裕の空間を確保したエントランスホール、敷地内に設置されているゴミステーション、その全てに工夫とこだわり、入居者の方への配慮が感じられるものでした。Oさん、ご協力ありがとうございました!
見学会を終えて…
初開催となる物件見学会でしたが、岡山で同じ大家業を営まれるオーナーの皆さんからは揃って「大変参考になりました!」と嬉しい反響をいただきました。やはりご自身以外の物件や、大家さんの考えなどを同時に聞ける物件見学会は貴重な勉強の機会になると思いますので、今後も会員内でご協力いただける大家さんを募集したいと思います。
また「リフォームを考えているけど、入居率を向上させるためにはどんなリフォームが効果的なのか分からない。」という場合でも、ご相談いただければ何かしらのご協力が必ずできると思います。いつでも気軽にご相談くださいね!
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